里帰り中に母親とカフェでお茶をした時の出来事。

子育てについての何気ない会話から、家庭での教育って難しいんだな〜と考えさせられました。

同じように育てても、同じことができるようにはならない

私は、3人兄弟の長女で、妹と弟がいるのですが、母によると、3人とも同じように育てているつもりなのに、弟にだけは何をやってもうまくいかなかっただったというのです。

例えば、読書。

私は小さい頃から本の読み聞かせをしてもらっていたせいか、本や図書館に親しんで育った記憶があります。実際、母が意識的に本にたくさん触れさせてくれたみたいです。そのおかげなのか?小学生の頃から国語の授業でつまづいた記憶があまりありません。(古文漢文は苦手だったけど…)

そんな記憶があるので本をたくさん読んで貰えば普通に本好きに育つと思っていたのですが…

母曰く、私と妹は本の読み聞かせを大人しく聞いていたけど、弟はまったく本に興味を示さなかったとのこと。

字を書くのも、私や妹が4歳くらいでひらがなを書けるようになったのに、弟はいっこうに書けるようにならなかったそう。

弟は大学を受験することになっても相変わらず国語が苦手で、漢字が読めないから教科書が読めなかったりで、他の教科でも苦戦したみたいです。

弟の場合は、もしかしたら性別の違いも関係しているのかもしれません。男の子の方が成長が遅いっていうし。それに弟は完全に理系脳だし。(私は完全に文系脳)

ただ、同じように育てても、同じことができるようにはならないんだなぁって、当たり前だけど改めて感じました。

家でのしつけの大切さを感じた話

それからもう一つ、家でのしつけって大切なんだなと思った話。

母親が以前、小学校の家庭科の授業のお手伝いボランティアをした時のこと。

6人組のグループの調理補助をしたらしいのですが、6人中2人の女の子が箸がうまく握れず、箸を握った手の方に体を傾けてごはんを食べていたんだそう。

びっくりして先生に伝えると、最近の子は箸がうまく握れない子が多いと先生が言っていたそうです。

前述の通り、我が家は3人兄弟ですが、3人とも箸は普通に使いこなせるし、箸が持てることを特別なことだとも思っていませんでした。

でもよくよく聞いてみると、箸の持ち方については、母親が意識的にしっかりとしつけたのだそうです。

箸の持ち方ひとつを身につけるのがそんなに大変だなんて、初めて知った事実。自分にとって当たり前にできることも、実は親が意識的にしつけてくれていたなんて、初めて知りました。

改めて、家庭でのしつけって、大切なんですね。

親の役割って責任重大だなぁ、としみじみ感じた日でした。

余談ですが、本も読めず、大人になっても漢字が苦手なうちの弟。

優秀とは程遠い人生だったはずなのに、その後国立理系の大学院を出て大手企業に勤務しています。結果的に兄弟の中では1番成功してる…。

…って考えると、小さい時に多少できないことがあっても、人生なんとかなるんだな〜と楽観的になれたりもします(笑)

今回はそんなつぶやき投稿でした。

今回もお読みいただきありがとうございました。

Chipie