桶谷式に通ってよかったこと、それはズバリ、専門家の意見が聞けること、ですね。(そのまんま?笑)

まぁこれは桶谷式に限らずなのでしょうが…

助産院に通って先生に診てもらうことで、客観的に自分の育児の振り返りができ、毎回新たな気持ちで引き続き頑張ろう!と思いながらここまでやってくることができました。

家に帰るとまた悩んだり、落ち込んで泣いたり…の繰り返しなんですけどね。

時には厳しい指導をうけて落ち込むこともあるけど、第三者の専門家に相談できることで、気持ちの切り替えができたり、客観的に現状がみれるのはすごく助かってます。

実は最近、こんなことがありました。

桶谷式に通い始めて1ヶ月が経とうとしていた頃、ちょうど里帰りを終えて福岡に帰る直前だったので最後のつもりで助産院に行きました。

この頃、実はもう母乳育児は諦めるしかないかな〜と考え始めていました。

この1ヶ月で息子がおっぱいを吸うようになってくれたとはいえ、ミルクの量は減らないし(1日に80ccを8回あげてました)、頻回授乳をしても胸が張ってくる実感も、息子がしっかり飲んでくれてる感触もない…。

母乳育児に未練はあるけど、潔く諦めるべきか、正直な意見を桶谷式の先生に聞いてみようとおもい、助産院へ向かいました。

ところが…

蓋を開けてみると、おっぱいはしっかり出ているとのこと。

びっくりして、「えっ?!ほんとですか?!」って思わず聞き返しました。

ただし、母乳量は増えていませんでした。

その後のカウンセリングで、ミルクをあげすぎていることで、息子がおっぱいをきちんと飲めるようになっていないのが、母乳量が増えない原因だと言われました。

ミルク量は今の半分の、1日300cc程度でいい、と。

なんだ、そういうことかぁ〜!!!

もう自分の母乳は出ないんだと、かなり思い悩んでいた後に、真反対な意見が聞けて、すごく気持ちが楽になりました。

前回の診療で80ccを8回あげるように先生言ってたやん…?!という釈然としない思いはちょっとありましたが。笑

とはいえ、先生に相談しないまま福岡に帰ったら、母乳育児はギブアップしてたかも。

自分一人で頑張ると、ネガティブな思い込みに頭が支配されるがちですが、専門家の意見を聞いてみることで客観的な事実が見えてくるんだな〜って、改めて思いました。

今の私にとって桶谷式(助産院)に通うことは、先の見えないマラソンの道標であり、伴走者みたいなものです。(大袈裟じゃなく…!)

母乳育児で思い悩んでいる人はぜひ専門家の力を借りて欲しい!

それくらい、はじめての母乳育児は不安との闘いで、専門家の意見はありがたい存在なのです。

里帰りを終え福岡に帰ってきましたが、こちらでも定期的に桶谷式の助産院に通うつもりです。

Chipie