
今回読んだ本は『10万組の親子が学んだ 子供の英語「超効率」勉強法』船津 洋 著です。
以前レビューを書いた「世界で活躍する子の英語力の育て方」と同じく、こちらもおうち英語界隈では有名な本のようですね!(そして著者の船津氏も英語教育界では有名な方なんですね。)
これまたとても参考になる本でした!
今回も、これからおうち英語を初めていく身として、参考になると感じた点についてまとめて行きたいと思います。
目次
インプットと読解力と英検準2級
本書の全体を通して書かれていること、それは「インプット(入力)」と「読解力」の重要さです。
大まかに言うと、大量のインプット(リスニング+リーディング)で、読解力を育み英語力を定着させる、ことが大切なんだそう。
そしてもう一つ、英語力の定着を測る指標として、「小学生のうちに英検準2級」を取得することが推奨されています。
「小学生のうちに英検準2級」を目安とする理由
ちなみに「小学生のうちに英検準2級」を取得するべき理由について、書かれていることを私なりにまとめると、
- 英検準2級からはしっかりとした読解力が必要で、それゆえに、英検準2級の保有が読解力の証となる
- 読解力が伴う英語力は脳に定着しており、一生消えない英語力になる
- 小学生のうちに取得していれば、中学受験などで英語学習が中断した場合にも英語力が消えてしまわない。
という3点のようです。
やはり、「読解力」が大事なキーポイントなんですね!
「小学生のうちに英検準2級」なんて、なかなかのハードルですが、そこをクリアするとその後の英語学習がスムーズに進むそうですよ!
「英検準2級」の次は…?
ちなみに「小学生のうちに英検準2級」という目標に続く、次の指標となるのは「高校生になるまでに英検準1級」だそうです。
その理由は、準1級を取得していれば、
- 大学受験での優遇措置が受けられる等のメリットがある
- 就職・昇級・転職でも、日本におけるあらゆるシーンで必要な英語を身につけている人とみなされる
- 高校生までに取得することで残りの高校時代を別の専門教科の勉強に注ぐことができる
というメリットがあるからのようです。
なるほど〜!
「超効率」勉強法
さて、次に本書のメインでもある「超効率」勉強法について。
本書の後半(第4章〜6章まで)には開始年齢別の勉強法が紹介されています。その方法論が興味深い&参考になるので、少しご紹介します。
幼児期にスタートする場合
幼児期に英語教育をスタートする場合の流れをまとめると、
- 1日90分程度、音声をかけ流す(インプット)
- かけ流しで、音声から単語を切り出すことのできる「リズム回路」とも呼べる聞き取り能力が育つ。
- リズム回路ができれば、仮の語彙が増える(この段階で単語の意味は必ずしも理解していない)
- フラッシュカード等でイラスト(意味)を与えることで「仮語彙」が、意味を伴った「語彙」(単語)として定着し、蓄積されていく
- 仕上げに「絵本の暗唱」をすることで、読解力が身に付いていく。
となります。
言語を習得していくメカニズムに合わせた取り組みをすることで、無意識に英語が上達する仕組みになっている感じですね!
ちなみに、かけ流しには下記の4要素をまんべんなく入力することが大切だそうです。
- 基本の「家庭内英会話」
- 押韻の「歌」
- 基礎概念の「絵本」
- 仮語彙の「単語」
小学生以降の「超効率」勉強法
また、本書では小学生以降にスタートする英語学習方法についても紹介されています。
こちらは、さらっとご紹介させていただきますね。
まず、小学校低学年から英語学習を開始する場合、かな学習による日本語の発音の定着が障害となり、かけ流しからの入力が難しくなるようです。なので、かけ流しに代わる方法として、倍速で音声を聞き流す「倍速学習」と「暗唱」が推奨されています。
次に、小学校中学年以上から英語学習を開始する場合、日本語に加えてローマ字学習という障害も登場します。この場合「フォニックス」の学習と「素読」が推奨されています。
「世界で活躍する子の〈英語力〉の育て方」との比較
最近、「世界で活躍する子の〈英語力〉の育て方」を読んだばかりだったので、どうしてもその内容と比較して読んでしまったのですが、どちらも「読解力の育成」が最重要と考えられている点、また目指すポイントを英検準一級程度に設定している点も同じだなと感じました。
高い目標ですが、英語を本当に使いこなすには英検準一級を念頭に置かないといけないようですね。。。
個人的には、「世界で活躍する子の〈英語力〉の育て方」の方法論の方がステップが細かくて明解だなと感じているので、そちらの内容を軸に、我が家の「おうち英語」を進めようかな、と考えているのですが、プラスアルファとして、本書に書かれているエッセンスはぜひ取り入れたいと思います!
試行錯誤をしながら、今後のおうち英語に活かしていきたいと思います。
おうち英語関連のエントリー、長くなりがちなわたし。。。
今回も最後までお読みくださり、ありがとうございました!
Chipie