船津徹さんの『世界標準の子育て』が面白かったので、こちらも読んでみました。

副題は『失敗に負けない「強い心」が身につく!』

現代社会を生きるには、大事ですよね。

先行きの見えない世の中。

生活スタイルや働き方が大きく変わって、今の子供たちが大人になる頃には、もっともっと、社会の変化への対応力が求められるんだろうなぁ。。。

我が子には、失敗を恐れずに人生を切り拓いていって欲しいと切に願います!

さて、この本では「自己肯定感」を育むにあたり、エリクソンの「ライフサイクル理論」という考え方が紹介されており、それぞれの年齢別に克服すべき課題が書いてあります。

エリク・エリクソンのライフサイクル理論

また、この考え方を軸に、メインとなる3章から6章までが構成されています。

〈以下、目次から抜粋〉

3章 0~2歳「基本的信頼感」を育てよう

4章 1~3歳「自立性」を育てよう

5章 3~6歳「積極性」を育てよう

6章 6~12歳「勤勉性」を育てよう

社会人を経験した今、

「信頼感」「自立性」「積極性」「勤勉性」、そのどれも本当に大切な要素だなと思います。

でもこの資質を全て備えるって、なかなか難しい。

各章には、それぞれの発達段階に応じて「誰が、どのように子供と関わっていくべきか?」が詳しく書かれていてるので、とても参考になります。

我が子の成長に応じて、繰り返し読み返したいと思っています。

身体機能の発達と違って、心の発達の様子って目に見えないからこそ、こうやって本で学ぶことは大事ですね。

注意深く、誠実に我が子と向き合って、自己肯定感を育んであげたいものです。

Chipie